歌仙冬空



 一句目に既製の俳句を持ってきてみました。
 また定座は月と花と固有名詞です。
「月」…5句・17句 「固有名詞」…13句・29句 「花」…35句
 まぜこぜです。



  第一句  冬空をいま青く塗る画家羨し  [ 中村草田男 ](2003/01/01(水) 00:18:58)

  第二句  筆に祈るは諸人の幸  一指(2003/01/01(水) 00:38:40)

  第三句  真っ白い 日記を開き 胸静か  燕の翁(2003/01/01(水) 22:56:34)

  第四句  まだ見ぬ時の 美しきかな  たみい(2003/01/02(木) 10:12:17)

  第五句  ネットでは どなたも素敵なマドンナよ  燕の翁(2003/01/02(木) 21:46:41)

  第六句  袖ふれあふもうれし言の葉  一指(2003/01/03(金) 00:34:04)

  第七句  月食や 見知らぬ同士が 声をあげ  朝霧(2003/01/03(金) 01:56:17)

  第八句  触れ合う袖を 思わず握る  たみい(2003/01/04(土) 10:37:46)

  第九句  相性は 悪しとのたもう 籤引きて  たまかずら(2003/01/04(土) 21:53:01)

  第十句  納得顔の わが妻憎し  燕の翁(2003/01/04(土) 23:40:24)

  第十一句  掛け取りに逃げ隠れする年の暮れ  亜月(2003/01/06(月) 00:15:48)

  第十二句  明けてめでたや 息吹き返す  たみい(2003/01/07(火) 19:23:20)

  第十三句  病にて 休業してた 来々軒  燕の翁(2003/01/07(火) 21:37:22)

  第十四句  屋台の支店を北京に出店  亜月(2003/01/08(水) 23:25:43)

  第十五句  たべくらべ 後がこわいが もう一杯  あかさたーな(2003/01/10(金) 00:29:23)

  第十六句  心の焦りは 酒で消毒  朝霧(2003/01/10(金) 00:54:04)

  第十七句  月よりの 使者が我が家に 訪れて  たみい(2003/01/10(金) 08:32:31)

  第十八句  一夜限りの 逢瀬切なく  燕の翁(2003/01/10(金) 21:48:59)

  第十九句  かき抱き夢か現か春の宵  亜月(2003/01/13(月) 01:07:17)

  第二十句  ほころび出るは 枕のもみがら  寒来(2003/01/14(火) 13:53:20)

  第二十一句  喰える物 部屋中探して 苦学生  朝霧(2003/01/14(火) 23:16:48)

  第二十二句  賞味期限も 関係ないぞ  たみい(2003/01/15(水) 09:50:51)

  第二十三句  リストラだ第二の人生始めよう  亜月(2003/01/15(水) 23:28:00)

  第二十四句  晴耕雨読と 故郷は呼ぶ  たまかずら(2003/01/16(木) 23:49:49)

  第二十五句  若者が 仕事に就けぬ ご時世か  寒来(2003/01/17(金) 10:48:30)

  第二十六句  暗雲はらう 英雄をまつ  あかさたーな(2003/01/17(金) 22:15:52)

  第二十七句  朝まだき声いさましく勇み駒  一指(2003/01/18(土) 01:07:30)

  第二十八句  息白くして その姿よし  たみい(2003/01/18(土) 17:07:18)

  第二十九句  露天風呂 ナマ富士山と 乾杯す  朝霧(2003/01/18(土) 20:59:00)

  第三十句  定年記念妻と二人で  亜月(2003/01/18(土) 23:01:32)

  第三十一句  墓地案内 見学帰りに 写真館  燕の翁(2003/01/19(日) 00:34:56)

  第三十二句  真綿のような おさな子を抱く  YCHAN(2003/01/19(日) 17:37:54)

  第三十三句  張り紙も 無視してピンポン セールスマン  たみい(2003/01/20(月) 14:42:24)

  第三十四句  托鉢僧なら 労うものを  寒来(2003/01/20(月) 21:25:33)

  第三十五句  花冷えのうすら明かりに滲む人  亜月(2003/01/21(火) 22:30:09)

  第三十六句  風が運ぶ香 懐かしき父  YCHAN(2003/01/22(水) 22:09:02)




連歌ログ一覧

連歌掲示板  縦書連歌しりとり式  連歌コーナー



 -TOP-